ハロウィンはどのように過ごしますか?
いつもエース公式アウトレットストアブログにお越しいただき誠に有難うございます。10月に入り街はハロウィン色に染まってきました。さて、このハロウィン、語源や由来を知ることでより楽しめるのではないか?と思い調べてみました。
まずはwikiペディアで語源を調べてみました。
「Halloween」または「Hallowe'en」という単語はおおよそ1745年に遡り、キリスト教徒起源である。単語「Hallowe'en」は「聖人達の夜」を意味する。
この単語は「All Hallows' Eve」(諸聖人の日〈All Hallows' Day〉の前夜)を指すスコットランドの表現から来ている。
スコットランド語では、単語「eve」は「even」であり、これは「e'en」または「een」に短縮される。時がたつにつれて、「(All) Hallow(s) E(v)en」が「Hallowe'en」へと変化した。
「All Hallows」という語句は古英語でも見られるものの、「All Hallows' Eve」それ自身は1556年まで見られない
引用:ウィキペディア
言葉の変遷は、日本語でもありますよね?言いにくい言葉から言いやすいものへ、また通称などへ。こういうことを調べると、どの言語でも時代と共に変化し、新しい言葉が生まれてくるのは楽しみですね。
では、なぜお化けの恰好をしていくのか?そして、いつの間にか宗教的な部分が無くなりお祭り化?(仮装大会みたいに)していったのかを見てみましょう。
同様にウィキペディアからの引用です。
古代ケルトのドルイドの信仰では、新年の始まりは冬の季節の始まりである11月1日のサウィン(サオィン[ˈsaʊ.ɪn]、サワーン[ˈsaʊn]、サーウィン[ˈsɑːwɪn]または、サウィーン、サーオィン、サムハイン、Samhain)祭であった。
ちょうど短い日が新しい年の始まりを示していたように、日没は新しい日の始まりを意味していた。したがって、この収穫祭は毎年現在の暦で言えば10月31日の夜に始まった。
アイルランドと英国のドルイド祭司たちは、かがり火を焚き、作物と動物の犠牲を捧げた。また、ドルイド祭司たちが火のまわりで踊るとともに、太陽の季節が過ぎ去り、暗闇の季節が始まった。
11月1日の朝が来ると、ドルイド祭司は、各家庭にこの火から燃えさしを与えた。各家族は、この火を家に持ち帰り、かまどの火を新しくつけて家を暖め、悪いシー(Sí、ケルト神話の妖精。なお「バンシー」とは「女の妖精」の意。)などが入らないようにする。1年のこの時期には、この世と霊界との間に目に見えない「門」が開き、この両方の世界の間で自由に行き来が可能となると信じられていたからである。
祭典ではかがり火が大きな役割を演じた。村民たちは、屠殺した牛の骨を炎の上に投げ込んだ。かがり火が燃え上がると、村人たちは他のすべての火を消した。その後、各家族は厳粛にこの共通の炎から炉床に火をつけた。
収穫祭・感謝祭・秋祭りとお盆が一緒になったような感じですね。日本のお盆はご先祖をお迎えするという事で、現世と霊界の「門」は歓迎されていますが、起源であるアイルランドと英国では歓迎されていない。国が変わると同じような事でも正反対になります。
こういうところが、日本ではOKでも諸外国ではNGとなるゼスチャーを言葉が生まれると思います。
では、どのようにお祭り化?イベント化していったのか?を続きのウィキペディアよりさらに引用。
ハロウィンの習慣は、イングランド南部では17世紀以降、11月5日の火薬陰謀事件の記念日(ガイ・フォークス・ナイト)に置き換わり、廃れた。しかしながら、スコットランド・アイルランド・マン島・ウェールズでは引き続き広く普及していた。
ハロウィンがアメリカの年鑑に祝祭日として記録されたのは19世紀初頭以降のことである。
ニューイングランドのピューリタンなどはハロウィンに強く反対する立場であり、19世紀になりアイルランドおよびスコットランドから大量に移民が到着するまでは、ハロウィンが本格的に定着することはなかった。
ハロウィンは19世紀半ばまで特定の移民共同体の内でだけの行事として行われていたが、徐々にアメリカの「主流社会」に受け容れられるように、20世紀初頭には、社会的、人種的、宗教的背景に関係なく、アメリカのほとんどの人々に受け入れられ、東海岸から西海岸へ広まった。
1950年代には「トリックかトリートか」の合言葉が製薬会社や映画会社、テレビ局などの仕掛けもあり普及した。そして、世界各国で軍事的・経済的に活動するアメリカ人が増えるのにともない、そうした場所で、アメリカ風のハロウィンの風習も広がることになった。
カナダでは、製菓会社がハロウィン用の宣伝を1860年代から始め、1980年以降には現在のハロウィンと差異はなく、クリスマスの次に大きなイベントになっていった。
もともとアメリカでのイベント色が強いハロウィンですが、アイルランド・スコットランドから大量の移民が流れ込んできたがゆえに定着し、人種・宗教とは別に発展していきました。
ハロウィンと言えば、ジャック・オー・ランタン=かぼちゃをくりぬいて目・鼻・口をかたどって中からろうそくを灯す、通称かぼちゃのお化け・かぼちゃのちょうちんがないと始まりません。さらに子供たちが仮装してトリック・オア・トリートと言ってお菓子を貰う。お菓子の所以は製菓会社の宣伝でもあります。これは日本のバレンタインにチョコをというのに似ています。
仮装については、通常恐ろしいものと言われるものが選ばれる傾向にあり、幽霊・魔女・コウモリ・ゾンビ・ドラキュラ・悪魔・フランケンシュタインなどですが、日本でのハロウィンは普段成れない自分を返信させるための仮装になっています。
いずれにしても、ハロウィンというイベントが市民権を得て広がっています。せっかくなので楽しめるように少しでも参加したいと私も思っています。
皆さんは、どのようにハロウィンを過ごされますか?
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