雨に濡れた時 カバン/バッグの手入れ方法とは?

雨に濡れた時 カバン/バッグの手入れ方法とは?

いつもご利用いただき誠に有難うございます。アウトレットストア担当しています北山です。

 本日は、これからの時期に一度はゲリラ豪雨を含む突然の雨に出会った時にバッグにどのようなことをすればよいのか?を素材別にお話しできればと思います。

一番初めに行ってほしいこと

 やはり、水気を取り除くことをお願いいたします。出来るだけ早く拭き取って頂くことがとても重要となります。普段からタオル携帯できればよいのですが、ハンカチでも結構ですので拭いていただけると良いです。
 正直なところ、これでほぼ8割がた終わりですが、早く拭き取ることでシミや汚れになりにくくなります。

乾燥はどうする?

 ついつい早く乾燥させたいためにドライヤーを使いがちですが、あまり良くありません。出来れば風通しの良いところで自然乾燥が望ましいのですが、そんな時間がないよ!という方は、ドライヤーのクール(送風)をお勧めします。

 急激な温度変化は、バッグ自体にダメージを与える可能性がありますので十分に注意をお願いいたします。

レザーバッグ

雨に対して一番デリケートな素材とも言えますので、取り扱い=雨に濡れた時や乾燥・手入れは慎重にお願いいたします。

 まずは、雨に濡れる前に普段から手入れをされていますか?バッグ用のクリームを定期的に塗り込むことでレザー本来の味や深みをキープすることが出来ます。この普段の手入れによって、突然の雨に出会った時に大きな差がつきます。手入れがされているレザーバッグは、クリームの保護膜を持っているので水滴を拭き取るくらいで大丈夫です。
 手入れなしの場合は、水滴がシミになる可能性が高くレザーの表面も傷めることとなります。<カサカサになっているバッグは要注意

 今からでも遅くはありません。ぜひバッグ用のクリームを使用してレザー本来の持つコンディションを保つようにしてください。

 乾燥時も特に注意が必要です。レザーバッグに芯材(=ボール紙)が使われているものは、急激な乾燥によってヨレヨレになる可能性があります。ぜひ乾燥させる場合は、バッグの形状を保つために新聞紙などをバッグに詰めて本来の形がしっかりと出る状態にしてから、風通しの良い日陰にて行ってください。

 その後、バッグ用の保護クリームを薄く膜を作るように塗ってください。ここで注意点があります。バッグ用で無色のクリームと言っても、相性があります。必ず目立たないところで少量を試して頂き、シミにならない・ムラにならないという事を確認してからご使用して頂きますようお願い申し上げます。

※バッグ用のクリーム使用につきましては、当社にて責任は負いかねますので十分に注意してください。

合成皮革バッグ

 雨に一番強いと言われている素材です。ほぼノーメンテナンスで、突然の雨に出会った時は、拭いていただき風通しの良い日陰で乾燥して頂ければよいです。

 ただし、縫い代やファスナー部分からの雨の侵入を許す場合もありますので、乾燥時にはやはり型崩れ防止の為に新聞紙などを丸めて、バッグ本来の形が出るようにするのが良いです。

ナイロンバッグ(ポリエステル含む)

 こちらも合成皮革バッグに近い手入れでOKです。ただナイロン(ポリエステル)の糸から生地を作るため、長時間の雨の場合は本体生地より雨が染入る可能性があります。当社のバッグは、すべてのナイロン(ポリエステル)生地加工時に弱撥水を掛けております。ご購入直後は水の弾きが良いのですが、ご使用していくうえで摩擦を受けて効果が薄れてきます。

 

おさらい

 濡れたらすぐに拭いてください、そして乾燥させるときは自然乾燥で!
 そして、型崩れ防止の為に、新聞紙を丸めてバッグ本来の形を出すようにしてください。たったこれだけでもだいぶ変わります。

 バッグ専用の防水・耐水・撥水スプレーをかけておくのも対策として良いと思います。<必ず目立たないところで試してから全体に薄く

 急な雨に出会った時は、そのあと処理が大事です!

 

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